Only I can change my life.

大久保 美咲( Misaki Okubo 

English Uplift 8期修了。9期リピート生。

岩手県在住。

「Colorful Seeds 子ども英語教室」主宰。

 

HP:Colorful Seeds 子ども英語教室

Instagram:Colorful Seeds


なぜ私は変われたのか

 

以前の私と同じように悩んでいたり、何か変えたいと思っているけど迷っている先生へ、ほんの少しの勇気となりますように。

そして、その先生が輝くことで、その先生の周りにいる人たちも幸せになりますように。

 

私の英語との出会いは中学校の英語の授業だったし、留学といっても語学学校へ通っただけだし、就職したこども英語の会社は大手でもなかった。

特別な何かを持っているわけでもない「普通」の講師だった。そして、そんな私でも変われたという事実を、まずは知って欲しい。

(普通って何?という疑問はこの講座で学ぶうちに気付くことなんだけど、いったん先へ進みます。)

 

なぜそんな自分でも変わることが出来たのか?

それは、変わりたいという気持ちがあったことと、講座に飛び込むちょっとの(いや、結構な?)勇気があったからだと思う。

 

そして、その講座が「English Upliftの次世代型こども英語講師養成講座」だったからということは間違いない。

 

迷走の日々


 

カナダに留学中、こどもに英語を教えるためのクラスを取り「これならこどもたちが英語を話せるようになるかもしれない」そう思った。

帰国後、それを実践したくて、埼玉のこども英語教室に就職。私の児童英語講師としての人生がスタートした。

 

しかし、テキストが上手に読めたり、単語をたくさん言えるようになったり、読めなかった英語が読めるようになったりはするものの、こどもたちが自分の言葉で話すことはほとんどなかった。こどもたちに英語を話せるようになって欲しくてこの仕事を始めたのに・・・どうしたらいいんだろう。

 

他に何かいい方法がきっとあるはずだと、様々な場に出向いては学んだことを取り入れるも何かが違う・・・。

そんなふうに悩んでいた頃、地元岩手にも大きな被害をもたらした東日本大震災が起こる。

レッスンも思うようにいかず悩んでいた時期でもあり、退職して地元へ帰ることを決意。

 

地元へ戻り、被災地でのボランティアなどをしながら過ごしていたある日、知り合いのお子さんに英語を教えてくれないかとの話が。

もう一度挑戦してみようと思った。

 

こうして生徒さん二人から、自宅教室でのレッスンがスタートした。

今度こそ!そう思いレッスンに励む毎日。しかし、こどもたちが自分の言葉で自分が言いたいことを言っている、という、私が目指すような結果にはなかなかつながらず、試行錯誤の日々。

 

そんな中、「私が変われるとしたらここしかない!」そんなふうに感じて、養成講座6期の説明会に参加した。

説明会を聞き、「あぁ、ここには本質的なものが詰まっている。」と感じたものの、自分にできるのか自信も勇気もなく、参加のボタンを押せず。

しかし「本当にこのままでいいのか?」と悶々とした日々の中、YouTubeライブは見続けていた。

 

ある回での、ひろみ先生の言葉が刺さった。

 

「自信があるから何?自信がないから何?結局は行動するかしないか。現状に不満があるならチョイスを変える。」

 

このままじゃ嫌だ!変わりたい!!

 

覚悟を決めて8期を受講することにした。申し込みの決断をした直後は、ものすごく怖い気持ちが襲ってきた。

(今なら、この「怖い」という感情は、コンフォートゾーンを抜けようとしていた証拠だとわかる。)


受講中、受講後の変化

8期のセッション1、自己紹介の一言目から涙で声が震えた。

 

「講師として自信がない」と。

 

そんな私でも、ひろみ先生、Matthew先生は「大丈夫」と信じてくれて、仲間の先生方も自分も同じだったと声をかけてくれた。

 

この講座は、ただ単に英語の教え方を学ぶ講座ではなかった。講座を通して、徹底的に自分と向き合い、マインドを整えていく。

常に「何のために」を考える講座。

 

講座を受けて、レッスンのやり方にももちろん変化はあったけど、それ以上に、自分の心構えやものの見方、考え方に変化があったことが本当に大きかった。


こどもたちに対して、できると信じて見守る気持ちや、あなたはあなたで大丈夫と受け止める気持ちを持てるようになってきたし、そのメッセージが自分にも返ってくるようになった。

いや、自分自身にOKを出せるようになってきたから、こどもたちにもそういうメッセージを送れるようになったのかな。

どちらが先かはよくわからないけど、とにかく自分として生きていくことが楽になったし、レッスンも楽しくて仕方なくなった。

 

8期、9期と受講していく中で、自分軸が少しずつ定まってきたら、保護者の方にも自分のポリシーをしっかり伝えられるようになった。

すると、あたたかい共感の言葉をいただくようにもなった。積極的に生徒募集もできるようになり、新しい生徒さんとの出会いもあった。

 

もちろんまだまだ実践できていないこと、課題、うまくいかない日もあるけれど、レッスン中に英語でこどもたちと雑談し、笑い合い、感情がのった英語がたくさん聞こえてくる。こんなレッスンがしたかったと思うようなレッスンに一歩ずつ近づくことが出来ている。

そして、英語ができるかできないかだけじゃない、もっともっと大切なことに目を向けられるようになっている。

最後に

 

冒頭、私は平凡な普通の人間だと書いたけど、講座を通していろんな視点からものごとを見られるようになった今の自分なら、普通って何?誰から見て普通なの?本当に普通なの?なんてことを考えられるようになっているから、本当は「普通」という言葉は使いたくないけど、この講座を受けるのに何か特別な経歴や、資格や、技術は必要ない、だからそんな「普通」な私でも大丈夫だった、と伝えたいがためにあえて使っている。

 

自分の人生に変化を起こせるのは自分。

何か変えたいことがあるなら、自信がなくてもいい、足を震わせながらでもいいから一歩進んでみたら何かが変わるかもしれない。

一歩進んだその先が、この講座だったとしたら、とても熱くて、とてもあたたかいコミュニティーだということは声を大にして伝えたい。

 

ひろみ先生、Matthew先生、仲間の先生方との出会いは、私の人生にとって本当に大きな転機となりました。

心から感謝を伝えたいです。出会っていただき、本当にありがとうございました。